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3月11日の、あのね。#12

2023年3月15日 - 3月11日の、あのね。#12


東日本大震災・被災地支援展覧会 311日の、あのね。#12

『ぼくたち、わたしたちの学校』原画展 ~こどもたちの今~

● 日時

2023 312日(日)~319日(日) 1119

最終日は17時閉場 入場無料

● 会場

こくみん共済 coop ホール スペース・ゼロ B1 ギャラリー・展示室>

東京都渋谷区代々木2-12-10 こくみん共済 coop 会館

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ TEL 03-3375-8741(代)

主催:NPO法人3.11こども文庫 共催:SPACE ZERO 後援:大熊町教育委員会 協力:株式会社東海教育研究所 大熊町立 学び舎 ゆめの森 福島LOVE会 シュピリこども育英基金 Atelier ANZ

 

● ごあいさつ

 私が福島県大熊町の子ども達と出会って4年が経ちました。子ども達と接した時間の密度は濃く成長も見違えるほどです。新設校「学び舎 ゆめの森」はいよいよ今年、サテライトしていた会津若松から大熊町に戻ります。今まで、楽しい時も辛い時もずっと一緒だった9名の子ども達も、大熊に帰る子、会津に残る子と、それぞれの道を進むこととなりそうです。

 今回は「かけがえのない経験」と「子ども達の成長の記録」をぎゅっとおさめた大熊町の子ども達の作品が展示されます。私たちは世界に向けて、福島県大熊町から子ども達の様子を記録し続け、一緒に発信し続ける約束をしました。

 地震、洪水、気候変動、疫病と、自然が人間に対して、これでもかと難しい問いかけをたたみかけているようです。これから子ども達の生きる世界がたとえどんなであろうと、先をしっかり見つめて進めるヒトになって欲しいと願います。また、合わせて会場では、NPO法人3.11こども文庫「にじ」「みず」「おひさま」の子ども達の元気な様子や作品もパネル展示にてご紹介します。

 今展が未来を担う子ども達のために、この難題に私たちと共に挑んでくださる方が一人でも増えるきっかけになりますように。

NPO法人 3.11こども文庫 理事長 蟹江 

● 展示1 書籍『ぼくたち、わたしたちの学校』原画展

2022年に福島県大熊町教育委員会から発行された『ぼくたち、わたしたちの学校』。この本は、震災後大熊町から会津若松市にサテライトし「大熊町立 学び舎 ゆめの森」に通う児童と、当法人理事長・蟹江杏やワークショップで出会ったさまざまな分野の講師との活動と交流の記録です。このワークショップで児童らが描き、書籍に掲載された作品約30点を展示します。

● イベント

「学び舎 ゆめの森」教員による報告会 ~こどもたちの今~

・日時:3/12(日)13時半~ ・場所:B1ギャラリー ・入場無料

● 展示2 みんなの展覧会

3.11こども文庫から生まれた3つの文庫。それぞれの多彩な活動を紹介します。

● にじ文庫

たくさんの絵本が見られるにじ文庫。そこに集まる子ども達のお気に入りの絵本とその感想文を紹介します。

● おひさま文庫

おひさま文庫の子ども達が、さまざまな分野の講師を招きワークショップで制作した多彩な作品を展示します。

● みず文庫

黄色いワゴンで全国を巡り、絵本を読む楽しさを伝えるみず文庫。その10年間のあゆみをパネルにて展示します。

● 展示3 3.11こども文庫のこれまで

被災地への絵本や画材の配布、アートワークショップ、展覧会など、当法人の活動をパネルにて紹介します。

● チャリティー・ショップ

福島県相馬市の就業支援施設「工房もくもく」から、さをり織のポーチや小銭入れ、また 3.11こども文庫や協賛作家のオリジナルグッズを販売。売り上げの一部は20232月トルコ・シリア大地震で被災した子どもたちの支援活動に寄付します。